消化器科疾患
消化器内科は、食べ物の通り道である食道から胃、小腸、大腸、そして消化を助ける臓器である肝臓や胆嚢、膵臓まで、非常に幅広い範囲を専門とする診療科目です。わたしたち医療法人社団堀内クリニックは、JR青梅線「昭島駅」から徒歩0分という場所で、30年以上にわたり地域のみなさんの「おなかの悩み」に向き合ってきました。おなかの痛みや違和感は、日常生活の質に直結するだけでなく、時には大きな病気のサインであることもあります。当院では、これまでの豊富な診療実績を活かし、患者さんの不安を安心に変える丁寧な診療を心がけています。火曜日の午前中には上部内視鏡検査、金曜日には全身のエコー検査を取り入れるなど、地域の身近なかかりつけ医として、迅速かつ精密な診断ができる体制を整えています。
消化器内科疾患で診る症状
消化器の不調は、日常生活の中で誰もが経験するような身近なものから、長期にわたって続く不快感まで多岐にわたります。当院では、患者さんの言葉に耳を傾け、どのような症状がいつから起きているのかを詳細に把握することから始めます。昭島市周辺にお住まいの方や、駅をご利用の方々が、お仕事や家事の合間に気軽に相談できるよう努めています。
おなかの痛み(腹痛)
腹痛は消化器内科で最も多い相談の一つです。痛みの場所や性質によって、疑われる原因は異なります。急激な痛みだけでなく、鈍い痛みが続く場合も注意が必要です。当院では、触診や問診を丁寧に行い、必要に応じてエコー検査などを組み合わせて原因を探ります。
胸やけや酸っぱいものが上がってくる感じ
食後や横になった時に、胸のあたりが熱く感じたり、酸っぱい液体が口まで上がってきたりする症状です。これは胃酸が食道へ逆流することで起こる場合が多く、現代人に増えている症状の一つです。放置すると食道の粘膜が荒れてしまうため、適切な治療が推奨されます。
便の異常(便秘・下痢)
便の状態は健康のバロメーターです。以下のような症状が続く場合は、腸の動きの異常や炎症が隠れている可能性があります。当院では、お薬の調整だけでなく、生活習慣のアドバイスも含めた総合的なアプローチを行っています。
- 数日間便が出ない、または便が硬くて出すのがつらい状態が続く。
- おなかが緩い状態が続き、一日に何度もトイレに行きたくなる。
- 便秘と下痢を交互に繰り返してしまい、おなかの張りが取れない。
吐き気や嘔気・食欲の低下
胃のムカムカ感や吐き気、あるいはなんとなく食欲がわかないといった症状も、消化器疾患の重要なサインです。胃炎や潰瘍、あるいは肝機能の低下などが関わっている場合もあります。特に「食べたいのに食べられない」という状態は、体力の低下を招くため早期の対応が大切です。
血便や便の色に変化がある場合
便に血が混じったり、全体的に黒っぽい便が出たりする場合は、消化管のどこかで出血が起きている可能性があります。痔による出血と自己判断せず、一度専門的な検査を受けることが大切です。当院では、患者さんの精神的な負担に配慮しながら診察を進めてまいります。
消化器内科疾患で診る病気
消化器内科で扱う病気は、お薬で改善が期待できるものから、生活習慣の改善が不可欠なもの、そして早期発見が何より重要なものまで様々です。当院では、30年の歴史の中で培った臨床経験に基づき、それぞれの患者さんに適した診断と治療を提供しています。
逆流性食道炎
胃酸が食道へ逆流し、食道の粘膜に炎症を起こす病気です。食生活の欧米化や、加齢による筋肉の緩みなどが原因となります。胸やけや喉の違和感、長引く咳などの症状が現れることもあります。お薬の服用とともに、食事内容や寝る時の姿勢などの生活習慣の見直しが効果的です。
胃・十二指腸潰瘍
胃や十二指腸の粘膜が深く傷つき、えぐれた状態になる疾患です。みぞおちあたりの痛みや、吐血、黒い便が出るなどの症状が見られます。主な原因はピロリ菌感染や、鎮痛剤(痛み止め)の副作用、そして強いストレスなどが挙げられます。現在では優れたお薬があり、適切に治療すれば多くの場合は快方に向かいます。
ヘリコバクター・ピロリ感染症
胃の粘膜に生息する細菌で、胃炎や潰瘍、さらには将来的な胃がんのリスクを高めることが知られています。当院では、ピロリ菌の検査と、陽性だった場合の除菌治療を行っています。除菌に成功することで、胃の病気を予防する効果が期待できます。
過敏性腸症候群(IBS)
検査では腸に明らかな異常が見つからないのに、腹痛とともに下痢や便秘が続く病気です。ストレスや自律神経の乱れが関係していると考えられており、学生さんから働き盛りの世代まで広く見られます。お薬によるコントロールとともに、ストレスとの付き合い方を一緒に考えていくことが重要です。
脂肪肝・肝機能障害
お酒の飲みすぎや、栄養の摂りすぎによって肝臓に脂肪が溜まる病気です。自覚症状はほとんどありませんが、放置すると肝硬変などへ進行する恐れがあります。昭島市の特定健診などで肝機能の数値を指摘された方は、エコー検査などで現状を詳しく確認することをお勧めします。
胆石症
胆嚢の中に石(胆石)ができる病気です。食後におなかの右上が痛んだり、背中に痛みを感じたりすることがあります。金曜日に行っているエコー検査は、胆石の有無を確認するために非常に有用な検査です。小さな石であれば経過観察となりますが、炎症が起きている場合は専門的な治療が必要になります。
消化器内科に関する検査について
正確な診断のためには、外部からではわからないおなかの内部を詳しく調べることが欠かせません。当院では、患者さんの負担をできるだけ軽減しつつ、精度の高い情報を得られる検査体制を整えています。不安がある方には、検査の流れを事前に詳しく説明し、リラックスして受けていただけるよう配慮しています。
上部内視鏡検査(胃カメラ)
当院では、火曜日の午前中に上部内視鏡検査を実施しています。細いカメラを口または鼻から挿入し、食道、胃、十二指腸の粘膜を直接観察します。胃がんや食道がんの早期発見には欠かせない検査です。苦痛を最小限に抑えるよう努めておりますので、以前の検査でつらい思いをされた方も、ぜひ一度ご相談ください。
腹部エコー検査
金曜日には、腹部のエコー検査(超音波検査)を取り入れています。おなかの表面にゼリーを塗り、プローブという器具を当てるだけの痛みのない検査です。以下の臓器の状態をリアルタイムで詳しく観察することが可能です。
- 肝臓の脂肪の付き具合や腫瘍の有無。
- 胆嚢の中にある胆石やポリープ。
- 膵臓や腎臓、脾臓などの形状や異常。
- 血管(腹部大動脈)の動脈硬化の進行具合。
便潜血検査・ピロリ菌検査
便を採取して目に見えない出血を調べる便潜血検査は、大腸がん検診の一次検査として一般的です。また、ピロリ菌の有無を調べる検査には、呼気(吐き出した息)や血液、便を用いる方法があります。当院では患者さんの状況に合わせて、適した検査方法を提案しています。
検査についての詳しい流れや準備については「初診の方へ」のページも併せてご覧ください。
消化器内科疾患についてのよくある質問
Q1. 胃カメラは予約なしですぐに受けられますか?
A1. 内視鏡検査については、事前の診察と予約が必要です。検査前の絶食など準備が必要なため、まずは一度通常の外来を受診してください。患者さんの体調を確認した上で、火曜日の午前中の予約枠をご案内させていただきます。
Q2. 腹痛があるのですが、何科を受診すればいいか迷っています?
A2. おなかの痛みであれば、まずは消化器内科である当院へお越しください。当院は内科全般を診療しており、循環器内科の視点からも診断が可能です。おなかの痛みが心臓などの別の疾患から来ている可能性も含め、総合的に判断いたします。
Q3. ピロリ菌の除菌治療は痛いのでしょうか?
A3. 除菌治療自体に痛みはありません。決められたお薬(抗生剤や胃薬)を一週間服用していただくだけです。まれに軟便や味覚の違和感が出る場合がありますが、日常生活に大きな支障が出ることは少ないです。服用終了後に、除菌が成功したかどうかの確認検査を行います。
Q4. 便秘くらいで病院に行ってもいいのでしょうか?
A4. もちろんです。便秘は単なる体質ではなく、適切な治療が必要な状態です。市販の刺激の強い下剤に頼りすぎると、かえって腸の動きが悪くなることもあります。当院では、おなかに優しいお薬から調整を行い、自然なお通じを目指していきます。
当院の消化器内科疾患診療について
医療法人社団堀内クリニックは、この昭島という地で30年以上にわたり、地域のみなさんの健康を守る「ゲートキーパー」としての役割を果たしてきました。消化器内科の病気は、食生活やストレスといった生活習慣と密接に関係しています。だからこそ、単に病気を診るだけでなく、患者さんの背景にある生活環境にも寄り添った診療が不可欠だと考えています。
わたしたちの強みは、地域に根ざした「かかりつけ医」としての総合力です。昭島駅から徒歩0分という利便性を活かし、通院のしやすさを提供するとともに、必要があればすぐに先進的な検査ができる体制を維持しています。特に特定健診においては、毎年1000名以上の方々を診てきた実績があり、予防医療の観点から消化器疾患の早期発見に努めています。
金曜日のエコー検査や火曜日の内視鏡検査など、専門的な視点を取り入れつつも、診療室ではリラックスして何でも話せる雰囲気づくりを大切にしています。「これくらいの症状で相談してもいいのかな」と迷われる必要はありません。わたしたちは、患者さんが抱える小さな不安を一つひとつ丁寧に解消していくことが、健康で豊かな毎日への第一歩だと信じています。
おなかの不調や健診での再検査など、気になることがあれば、いつでも当院の扉を叩いてください。地域の健康を支えるパートナーとして、全力でサポートさせていただきます。当院の詳しい診療体制については「当院の特徴」のページでもご確認いただけます。
また、詳しい場所については「アクセス」のページを参照してください。昭島駅の目の前ですので、雨の日でもお越しいただきやすい環境です。
